ジェネリックバイアグラ

虚血性心疾患患者とバイアグラ

虚血性心疾患患者とバイアグラ

バイアグラの研究で、心身間患者への作用を調べたものがあります。その内容は、バイアグラを40mg静脈投与して、安静時4分間ほどの運動負荷後での血行状態を調べたものです。

 

肺静脈、肺動脈圧、右心房圧、心拍数量ともいずれも低下しました。海外で認可されているバイアグラの投与量は100mgまでです。日本では50mgが最大です。研究ではこれ以上の投与量で行われたものもありました。

 

このような患者でも、静脈注射および経口投与では、バイアグラの血中濃度の上昇に伴い、CGMPの濃度の上昇が見られました。このことからバイアグラはCGMPの生成に関与していることが証明されています。

 

また、重い冠動脈の病を持つ人へのバイアグラ投与の実験が行われたこともあります。EDの患者は高確率で心疾患を持っています。バイアグラの心血管系への影響を知ることはとても重要です。

 

結果として、バイアグラの経口投与では10%以下の体動脈圧、肺動脈圧の低下しか見つけることができませんでした。そのほかの右心室圧、心拍数、心拍出量には変化は見られませんでした。

 

重い冠動脈を持っている患者においても、バイアグラの経口投与による心血管への副作用も発見することはできませんでした。

 

これらの臨床試験から、健常者においても、心疾患を持っている男性でも、バイアグラの単独投与では血管のさまざまな部位に作用するが、血圧をそれほど低下させるデータがほとんどないことがわかりました。

 

これらの血行の変化はほとんどの患者にとっては重要なことではありませんが、心血管に病状がある人は、バイアグラの副作用についてはこれ以上に慎重に対応するほうがいいでしょう。